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鉄人!!! [雑記]

ここのところ、いろいろと忙しくてちょっと更新が空いてしまった。

地元近辺の現場だと毎日自宅に帰れる反面、やることが多くて拘束時間が長くなる…
結局のところ出張してるほうが時間に融通が利くので比較的に楽な場合が多い。

で、今日は夜間の作業が予定より早めに終了できたので、ようやくのブログの更新です^^



まずはリアルでのネタを…

昨日は現場で神戸市のJR「新長田駅」の近くを通りかかった。
ちょうど、遅めの昼食を摂っていたところ、同行していた警備員さんから「あっちの公園の方に行けば、いいものが見れますよ^^」と教えられ、これを発見!!!

P1000069.jpg

実寸大の『鉄人28号』です~☆

お台場のガンダムよりは見劣りするかもですが、これはこれでなかなかの迫力でした♪
ニュースなどで神戸のどこかにあることまでは知ってたけど、まさかここにあるとは思いもしませんでした^^;
それに、どちらかと言えば『お台場ガンダム』の影に隠れてた所為か、作品のスケールの所為か…(こんなこと言ったら失礼か^^;)
なによりボクが「ガンダム世代」なので、こっちはもっと適当に作られてるものだと思い込んでましたよ…
残念ながら『お台場ガンダム』を実際に見ることはできなかったけれど、金属の重厚感といい、このポーズといい、まさに『鉄人』でしたね♪

総工費は1億3,500万円で、高さが約15mのこの『鉄人』は、一時的なものじゃなくて恒久設置だそうです。
なんでも、原作者の故・横山光輝氏が神戸市の出身であることにちなんで、阪神大震災後の復興・商店街活性化のシンボルとして製作したそうです。
ちなみに、その商店街には『三国志』(あの全60巻の漫画です)の登場キャラクターの石像が数体鎮座しているそうな^^
「三國志」好きなボクとしてはそっちも見ておくべきだったなぁ…

いや、あの漫画は途中までしか見てないから『三国志』好きって言ったらお叱りを受けそう^^;
あえて字を変えて、「三國志」としたのはいわゆる「三国志物」好きってこと。

小学生の頃(高学年ぐらいだったかな)に再放送でNHK「人形劇 三国志」を観たのが、どっぷりハマるキッカケだった。
それから、子供向けにわかりやすく書かれた文庫小説を図書館で借りてきて読みあさり、最終的には日本の「三国志物」のスタンダードともいうべき、吉川英治氏の「三国志」まで読破していた。

件の漫画「三国志」を初めて見たのは中学生になってからで、この漫画は「吉川 三国志」を原作としていたのだが、当時のボクはそのことを知らなかったので、どうしても「これって、小説のとまったく一緒やん… さてはパクリか?」と思ってしまった。
オマケにそれまでに見たり読んだりして、すでに自分の中で出来上がってしまっていた各人物像とのイメージが合致しないため途中で読むのを止めてしまっていた。

それからというものボクの「三国志」は小説とシュミレーションゲームしかなく、漫画ものはほとんど見ないようにしていた。

いろいろと小説を読んでいるうちに、1つの疑問が浮かぶようになったのは高校生の頃。

それまでに読んだ作品はどれもが「劉備=善人=主人公、曹操=悪人or極悪人=敵」という暗黙のルールともいうべき固定観念のような視点で描かれていた。
それはそれぞれの配下である「諸葛亮」と「司馬懿」にもそっくりそのまま当て嵌められ、今日の日本における幻想ともいうような「諸葛亮=天才軍師」説につながっているのだろう。
戦争を勝利に導く、その策を練るのが軍師としての役割であるなら同じ蜀軍の「龐統」や「法正」のほうがその献策の数や的確さからも明らかに上だし、ましてや呉軍の「周瑜」の脚元にも及ばないとボクは思っている。
「諸葛亮」はどちらかといえば、軍事面よりも政治面に手腕を発揮したことは間違いないのだが…

話が大きく逸れてしまいました…^^;

疑問だったのは主人公である「劉備」が気持ち悪いぐらいの善人ぶりだったり「諸葛亮」が完全無欠の天才軍師であること。
あまりにも美化されすぎてて、逆に「こんなやつ、おらんやろw」って思ってしまったのだ。
「諸葛亮」なんかまじないで強風まで起しちゃいますしw
まぁ、あくまで小説だから「フィクション」であって史実ではないってことはわかるんだけど…
へそまがりなボクは素直に「主人公はスゴイ、カッコイイ!!!」って思えなかった、思い込みたくなかった。

そんな時に出会ったのが、陳瞬臣氏の「秘本三国志」です。

この「秘本三国志」においては敵同士だったはずの「劉備」と「曹操」がなんと密約の同盟をしてしまいますw

なぜそうなったのかといういきさつなどは忘れてしまいましたが…^^;
ここに描かれている人物はみんなこれまでの人物像とは大きく異なっていました。
代表なのは「お人好しで単なる善人」とされていたそれまでの「劉備」ではなく、「知略に富んだ剛気な任侠」として描かれていること。
一方の「曹操」も「悪人」ではなく、「公明正大にして冷静沈着、時には感情的にもなるけれど、どこか人間臭い英雄」として描かれてます。

それまで、どれを読んでもまるでお手本の上からなぞったかのような、多少の差や違いはあっても似たようなものでしか無かった「三国志」のイメージが一気に変わり、さらに興味が出てくるキッカケとなりました。

そしてそれはちょうど「秘本三国志」を読みだした頃から連載の始まった漫画「蒼天航路」によって飛躍的に高まることとなるのです。

あの「曹操」は完全無欠すぎて賛否両論でしたが、ボク的には全然OKでしたね^^

それまで、漫画の「三国志」はイメージを壊されないようになるべく読まないようにしていたのだけど、あの疑問を持つようになってからというもの、自分の中にまで浸透していた固定概念を打ち砕くべくありとあらゆるものに手を出していた…

そんな時に、あの「曹孟徳」に出会ったのだからひとたまりもないでしょう♪
一目惚れでしたね^^;

っと何の話してたんだっけ?

あぁ、鉄人の話だった^^;

もう、グダグダですね…
ついつい「三国志」ネタにアツくなってしまった…

モンハンの日記もするつもりだったのにぃ~w
もう、寝なきゃ。
ちょっとだけ仮眠したら、また仕事ですからのぅ…><

う~む、ハードだわw


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rooftops

こんばんは。

「三国志」と聞いては黙っていられませんな~。

何を隠そう我が家の長男の名前はなんと

「子龍」

この名前を付けたいがため、第一子が長女と知るや
第二子を予定したことは言うまでもありません。
もちろん、男が生まれるまで頑張る所存でありましたが
目出度く2番目が男として誕生しましたので、
打ち止めとなりました。

私がもっとも好きな「三国志」といえば
柴田練三郎の「英雄ここにあり」ですが
最近では違う名前で出版されているかも(?)
「上中下」の3冊構成です。

「秘本 三国志」も読みましたよ~。

吉川英治は呼んでいません。

漫画は「龍狼伝」を所有しております。

「レッドクリフ」は観ていません。

私が「三国志」にハマったのは、女房が出産のために
里帰りをしていた時に弟に借りたファミコンソフトの
「三国志」に熱中したのがきっかけでした。

ゲームに熱中すれば、当然その背景が知りたくなる。

もともとの活字中毒&情報収集癖があいまって
「三国志」関連の本を読みあさった結果が
息子の名前まで決定付けてしまったというオチに。

関係ないけど、興味を持つとそれに関連する雑誌など
全て買い集める癖があります。

熱帯魚にハマった時は、毎週日曜日に熱帯魚店に通い、
熱帯魚の月刊誌は3冊全て購読。
水槽は120cmを筆頭に90cm2本、60cm以下5~8本
このために事務所の床を補強したほどです。
(冷暖房の関係で事務所に設置していました)

話は逸れましたが、自称三国志マニアの血が騒いで
書き込まずにはいられなかった。

因みに、「劉備」が良い人・「曹操」が悪い人という図式は
中国の大衆向けに作られたお話が「三国志演戯」なので
勧善懲悪という型にはめられ、面白おかしく語られた歴史
があるので仕方有りません。
文章ではなく口頭で語られていったわけですね。
それぞれのお国(魏・呉・蜀)の公式な書簡においては
それぞれを正しいものとして記録してあるようなので
そういうものを母体とした書き物を見つけて読むのも
面白いかも知れませんね。
「蒼天航路」などはまさにそういった路線なのでしょう。

話は尽きないのですが、この辺にしておきましょう。

それではまた、MHFの世界でお会いする機会にでも!
by rooftops (2009-12-16 22:00) 

B.D.

ルーフさん、こんばんわ^^

おぉ、食いつきましたね♪

息子さんの名前が『子龍』だなんてカッコイイじゃないですか~☆

「趙雲」はボクの中でも一、二を争うぐらい好感の持てる武将です^^
作戦遂行度といい、その忠実さといい、まさに武人の鑑のようなお人です。
長坂坡のくだりが特に際立ってますよね^^

それから「龍狼伝」はボクも最初から読んでますよ~
あれの「曹操」もなかなかいい漢です。
あんまり目立ってないですがね^^;

「三国志」関連のメディアはほんとにたくさんあるので、いつまで経っても飽きないですね~

では、また~
by B.D. (2009-12-16 22:13) 

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